観光業のM&A成約実績
譲渡企業
業種 | 観光業 |
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地域 | 東日本 |
売上 | 5〜10億 |
譲渡目的
社長は先代から代表を継いだ3代目。70代中盤であったが、後継者が不在であった。従業員も数十名いらっしゃる状況であったが、コロナウイルスの影響で事業の先行きに不安を抱え、安定的に事業を継続していただける会社を探していた。 買手企業は、売手の事業や組織への理解があり、その他検討していた買手候補に比べてスピード感をもって譲受の対応が可能ということで譲渡する決断に至った。
譲受企業
業種 | 地方創生ベンチャー |
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地域 | 東日本 |
売上 | 非公開 |
譲受目的
基本方針としては、地元企業やベンチャー企業をはじめとする、地域共創を推進する企業に投資を行っていた。買収決定に至った理由としては、買手が着手していた観光事業との親和性が非常に高く、将来的なシナジーに期待をしてとのことであった。
M&A後の結果
【売手】社長は業務引継ぎ後、退任。銀行借入の個人保証も外れ、肩の荷が下りた様子であった。 【買手】買収前から着手していた観光事業とのシナジー効果もあり、更なる成長のために尽力されている。
今後の方針
買い手は引き続き、地元企業やベンチャー企業をはじめとする、地域共創を推進する企業に投資を行っていく予定とのこと。上記M&A成約後、地域新聞に取り上げられたことで知名度が上がり、案件の相談も増えたと連絡があった。
担当アドバイザーより
担当:横渡
観光事業の繁忙期と被らないよう、短期間での交渉~クロージング実務が求められた。売手社長がWEB面談、メール等の対応ができなかったため、こまめに電話での交渉及び、スケジュール調整を行った。また、認識に齟齬が起きぬよう、頻繁に直接売主及び買手と面談を行い意思疎通を図った。結果、提案~クロージングまで、売手株主複数名の集約、DD等の対応を含めても3か月という短期間で成約することができた。
提供サービス:仲介:フロント対応、実務対応(DDフロント対応、売手買手との条件交渉、売手株主の集約支援